綾野ましろ WHITE PLACE_感想

ロックばかりのレビューをしていたので、たまにはということで。

 

デビュー3年目にしてファーストフルアルバム。綾野ましろの作品です。アニソン歌手ですので、シングルはすべてアニソンですが、あまりタイアップに恵まれていないなぁという印象を持っています。

 

割と本気でFate/Stay nightのOPしか知られていないんじゃないかと思っていますが・・・。

 

作品名がWHITE PLACEで、ましろ(真っ白)ということで全体的に白というか清純感というか、王道感というか、そういった雰囲気が漂っているアルバムです。

 

1曲目のインストが終わって、2曲目のideal whiteは、Fate/Stay nightのOPテーマです。MVが真っ白だからなのか、なんとなく白いイメージのある曲ですね。でも疾走感があって正統派のアニソンかなというイメージです。

初めてこの曲を聴いて感じたのですが、綾野ましろのスカーンと出る高音は聞いていて気持ちいいですね。この高音と、透明感のある声質が相まってテンポの速い曲もバラードも非常に聴きやすいです。

アニソンというのを除いても是非ともお勧めしたい歌手ですね。

 

3曲目のスパイラルガーデンもideal whiteに続いて疾走感で攻めた感じの曲です。

 

4曲目のLotus Painもアニソンですね。ディーグレイマンの主題歌だそうで。綾野ましろ本人もディーグレのファンだそうで、この曲には思い入れがあるそうです。

シングルでは唯一のバラード調の曲です。声質的にはスピード感のある曲の方があってるんじゃないかと思っています。声質というよりは歌い方ですかね。本人の趣味欄に好きな歌手がthe Gazetteとか書いてるぐらいですから、あぁなるほどという感のある歌い方というか癖ですので、曲を選ばざるを得ない歌い方ですよね。

 

5曲目の刹那クロニクルは、これこそという感じのロックチューンですね。こういう曲があの歌い方にはマッチしますね。私は気に入っています。

今後も彼女のライブ定番になっていくんだろうなと感じさせる曲です。

 

7曲目のmisty wayは個人的に好きです。どこがと言われるとメロディーとしか言えないですね。

綾野ましろの声の透明感を最大限に生かした曲調と歌詞がなんとなく私の中でマッチしたという流れです。

シングルで好きになったという人にはマッチしないかもなというか、好き嫌いが分かれそうな曲かなと思います。

 

9曲目のvanilla skyはアニソンですね。ガンスリンガーストラトスとかいうあまり面白くない(個人の意見です)作品の主題歌です。

曲はいいのになぁと2,3話みて思いました。

今のところ綾野ましろでは2番目に好きな曲です。

ライブ映えする曲ですよね。

サビの入り方が好きですね。

"ででっ、ででっ、でっ、ででで、今~"

っていう所が特に好きです。

ラストの高音部分とかライブで出るのだろうかと思っていたのですが、実際に聴いたらしっかり出ていてびっくりしました。歌うまいなぁと思います。

 

12曲目の憧憬も非常にかっこいい曲ですね。刹那クロニクルと同じで、ロック調でり非常にお気に入りです。

 

14曲目の春想の街は、私が一番好きな曲です。

さんざん、疾走感のある曲が合うと言っておきながらという話ですが、この曲をもって綾野ましろのファンになったといっても過言ではないですね。

バンド音楽でありながら哀愁というか切なさというか、聞きほれてしまうようなメロディーで、1音1音丁寧に歌っているな、という感じが伝わってくるような曲だと感じます。

ラルクのpiecesとかジャンヌダルクの桜とかそういう系統の曲を連想させる曲だなぁと思っています。

この曲も今後ライブの締めくくりの定番になっていくんでしょうかね。私は好きです。

 

以上になります。

藍井エイルがいなくなってしまったので、この系統は穴が開いたと思っていますので、今後の活躍が楽しみです。

今はひたすらにステラボールを楽しみに待ちます。

あと新アルバムを早いところ作ってほしいですね。